中医美容って何?

最近流行の中医美容。本場中国の最新の美容法なのですが、日本ではまだまだ知らない方も多いのでは?ここでは中医美容がどのようなものなのかをご説明します!

生理周期と肌周期を組み合わせた新しい美容法を、中医美容といいます。
「生理周期と肌周期を組み合わせるって?」って思ったそこのあなた、ちょっと思いおこしてみて下さい。乾燥肌なのに、生理の前になるとニキビができたり、ちょうど生理と生理の間あたりで肌がべたついたりしていませんか?逆に、脂性肌のはずなのに、生理のときに肌がかさついたりしませんか?このように、女性の肌は常に変化してるのです。そんな肌の変化を考えたスキンケアこそが、誠心堂の中医美容なのです。

肌トラブルの原因とは?
乾燥肌、敏感肌、しみ・そばかす、しわ・たるみ、大人ニキビ、くすみ、、、、
こうした肌トラブルは肌のバリア機能の低下により起こります。肌のバリア機能が低下すると、肌トラブルの原因が体に入り込みやすくなったり、必要な水分が外に出て行ってしまったりと、様々な肌の悩みに繋がります。

肌のバリア機能は、正常な肌の生まれ変わり(ターンオーバー)によって作られます。肌のターンオーバーは健康な肌で28日。このサイクルが乱れるとバリア機能が低下してしまうのです。

ターンオーバーが正常で、バリア機能が肌トラブルの原因をきちんと防御できていれば、肌トラブルは起こりません。すべての面において、正常なターンオーバーが素肌美の秘訣です。

ターンオーバーと月経周期の関係
女性の肌の状態は常に変化していきますが、この原因は女性ホルモンにあります。
女性ホルモンはコラーゲンの生成、抗酸化作用による老化防止、皮脂の分泌、メラニンの活性化など、様々な肌の状態に関わってきます。そして女性ホルモンは月経周期によって変化していくので、肌の状態も変化していくのです。 ところで先程肌のターンオーバーは28日といいましたが、女性の月経周期も一般的に28日、この事実は見逃せません。

肌は28日間かけて生まれ変わり、その過程で色々な状態に変化します。
この変化を調節しているのが女性ホルモンなのです。そして、女性ホルモンは月経周期によって増減していきます。そう、正常なターンオーバーを手に入れるには、月経周期にあわせたスキンケアが欠かせないのです。

正しいスキンケアとは?
月経周期にそった肌の変化は、天然のスキンケアです。
月経期に古い角質がはがれ、卵胞期、黄体前期で新しい細胞が成長するように栄養が与えられ、黄体後期で細胞が衰えて再生のきっかけをつくります。つまり月経周期がスムーズに行われれば、肌のターンオーバーは正常に行われ、スキンケアなど必要なくなるのです。

しかし、今日では紫外線などの環境の変化や生活習慣の乱れ、食生活の変化が月経周期を乱し、天然のスキンケアが機能しなくなっています。化粧品などをつかったスキンケアは、機能しなくなった天然のスキンケアを補うために行います。天然のスキンケアは月経周期にそって行われる為、月経周期にそったスキンケアが必要なのです。

もし月経周期を気にせずにスキンケアをしたとしたら、、、
角質が剥がれ落ちる月経期に肌の表面をクリームで塗り固めてしまう、脂性だからと常に皮脂の分泌を抑えるようなローションをつけて、卵胞期に栄養を増やすことが出来なくなってしまう、このようなスキンケアは肌の正常なターンオーバーを妨げ、その結果、肌トラブルを引き起こしてしまいます。

また月経周期に沿っていたとしても問題を起こすことがあります。
それは与えすぎること。例えばセラミド入りのクリームやヒアルロン酸注入。適度に行えば不足を補うのに役に立ちますが、必要以上に多いと、体は自分でその成分を作ることをやめてしまい、ターンオーバーを乱す原因となってしまうのです。

たくさん与えるのではなく、与えたものを上手に生かすことがスキンケアの極意。
そして、肌が今どのような周期にあるかを知って、その周期にあったケアをする。 これが本当に肌を大切に考えたスキンケアであり、これが誠心堂の中医美容なのです。